過去お題の置場。気分次第で増えたり減ったり。

忘れたことすら忘れてしまって
海の中にあなたは居ますか
この目は君の色も思い出せない
あの日すら雪の下へ埋めてしまったよ
墓標には青い花束を捧ごう
あなたが望んだ結末は、とても素敵なものでした
最低な愛しの恋人様
恋だなんて呼べるほど立派じゃなくていい
募る憧憬がいつしか姿を変えて泣いた
君が愛した世界を僕は捨てられない
一輪の花
騒音ララバイ
いつか、まで
今日が終わらないように
先月のカレンダー
太陽に出会う前に
凍る時間
永遠、に一番近い一瞬
確かにそれは幸せだった
知っていたよ、最初から
そこに生きた証を
僕は世界と今を捨てる
足りない、満たされない
もっと深く、苦しいくらい
戻れる道など作るものか
背骨の奥を這い上がる
目を逸らすばかり
彼に恋する君に恋した
硝子の目玉
(羅語*涙・身体)ラクリマコーポス
鏡の住人は笑うことを知らないの
さよなら世界とその住人
泣き殻だけが残るように
君のために僕は笑えただろうか
モノトーンの視界には枯渇すら降らず
この世には未練すら抱けない
軋む義足
嗚呼、憎い程の平和!
お口にチャック
君と僕は秘密主義
赤いワイヤーで繋げましょう
小指と小指でお約束
箱庭の入口
いつか君が抱いた夢も希望も僕は捨ててしまった
恥ずかしがり屋なスパイ
僕だけの可愛い恋人
だーりん、あの子がまた泣いてる
(フィボナッチ*伊の数学者)フィボナッチの悔恨
許して、と縋るにはプライドが許さなかった
許される未来など有りはしなかったのにね
この世には君と僕すら存在しない
胸に抱いた短剣でどうぞ殺して
永眠薬を小匙一杯
こんな四角い画面の中でしか君と向き合えないから
一杯の水を君の手から
魚、魚、泳げないでさ
砂漠に涙を落としてきたの
何度だって嘘を吐こう
ああ、もう戻れない
変わってしまったその形
だって君は気付いてくれない
僕はここで生きています、と紙飛行機は乗せて飛ぶ
しんでもいいの、と君は言う
教えてください
無神教徒
空と宙の境目
愛も恋もいらないから
羊だって踊るさ、
ボタンひとつで
さよならだって言えない
(ぼあ*夕暮れ時の鴉)暮鴉が泣く中
臨むそこに何があっても
伏せた瞳に映るあの日
嵌らないパズル
自由を奪う手
欠けた皿に描く
(*無知を自覚している事)無知の知
アリスが追いかけた兎は女王様のものだっただけ
すべて嘘だと知っていたことだけが真実
空を見上げて矛盾の世界に埋没したアイデンティティ
その少女が泣きながら唱えた結末をご存じ?
願えば叶うと信じていられるほど子供ではいられない
燻る空を見上げて願う未来に君は居るから
突きつけられたのは優しい嘘と残酷な現実と
白い花を摘んだんだ 君のために 僕のために 僕らのために
大切なものをなくしたんだ 忘れてしまったけれど
流れる星に願いを掛けよう このまま時が止まるように
きっかけ一つで脆くも崩れた世界の中心
只今世界修復中。傷が癒えるまでお待ち下さい
しにがみがないた
終わりを告げる冬の音
泣く月
どしゃぶりのキミ
アリスの靴は何色だった?
黄色の奔走
草色の葬送
夜によく似た白い猫
その人停滞中につき
他人敏感症候群
逃避行from
燃やすラブレター
割れる中心
迷う犬
破れた帽子
十字路を斜に行く
人生常に右曲がり
始=終
僕≠君
僕≒君
僕−君=
白の真ん中に一言
薫る想い出
すべて消えて
ひとり泣かせて
さよなら、明日
ねぇ、神様
敬虔なる罪の子
ゆれるゆれる
赤いドレス
終りが欲しい
始まりも欲しい
全部欲しい
この世のすべて
いつだって平行線
この手には何もない
ひとつ手に入れる度ひとつ失って
あの頃の僕らは
瞳の映した青い影
吐息を殺して
踊る死屍
燻る空にのぼる花
神様が平等に与えた
生まれてから死ぬまでに
(*隊列を組んでの軍隊の進行)行軍
(*思いがけない出会い)邂逅
(*ひどく悲しんで激しく泣くこと)慟哭
(*水が枯れること)枯渇
(*大義のための潔い死)玉砕
そんな僕らの一日戦争
幕を引くのは誰の手
拍手喝采極彩色世
青い唇
白い肌
愛し憎し
交わらない世界
こころひとつくださいな
歓び躍る声
音さえ呑み込む
この世を呪う朱に染まったその唇
さぁパーティーを始めましょう
唄うカラス
色付く世界
あなたが傷つかないように
共に果てませう
極彩色の空
生き埋めの塚
(あんたん*暗くて静か。暗い気持ちでいる事)路の先、暗澹
白い空
疑いもせずに
あなたのいない世界はこんなにも閑か
首輪を付けて鎖を引いて飼い殺された獣の王様
宇宙の終わりに
狼の皮を被る羊
拝啓、昔愛したあなた
あなたは今も笑ってますか
想いを伝える術もなくて
声に出さずに叫ぶ『   』
君の居ない世界

指先から腐っていく
暗い暗い瞳の奥に燻った
いつか捨ててしまった言葉を
告げることすら許されない
あなたをいつか壊しに行きます
愛した人の嘘
どうして、なんて愚問
苦しさが首を絞める
「ありがとう」と
あなたと共にいきたかった
半透明の膜が覆う
隣にいるだけ
負けることも出来ない犬
トライアングルに一投
跪け下劣な愚民
鉄壁の白
Sir.オートマタ
大きく小さな籠
何度だって夢に見る
なんで世界は廻らないの
僕はただ浅はかだった
声を枯らして
「大嫌いだよ、いつだって」
「冗談にしてもつまらないね」
「笑ってないお前に価値なんてないよ」
「キスしたら目覚める?」
「ねぇ、何で息しないの」
僕は魔法なんて使えない
骨一つ遺さない
笑わないでナンシー
これが愛だなんて僕は認めない
だから信じてはいけない
もっと残酷に壊れる程に
そこに存在する不確かな感情
壊れたラジオが悲鳴をあげた
指のピストルがこめかみを穿つ
抱いた骸の冷たさ
口吻は瞳に
切れた電源
底なしの穴
一兎を追う
紙のギロチン
さかさま世界
あの子が憎い
屠っておしまい(ほふる*斬り殺す)
青いリンゴ
死体にキス
昼の王様
死刑宣告人
ごめんねの三振
自分の心にも裏切られて
自分は何処だ
電子の魚
パスワードの入力を
ああ、やっぱりだめかい
空色の空
アルファベットの海
この部屋は狭すぎる
私は貴方のまがいもの
侵蝕された土地
ピノキオは黙ってなさい
ノーリスク・ノーリターン
崩壊のダム
瞑目せよ仔羊
茨の冠
デジタルメシア
いつだってイエスマン(自由、だってさ。)
恋の余韻に浸って(君の表情を見ることもせずに)
変わらない愛を誓う(誓言は破られるのです)
好きだった、とおじいさんは言った
無知は罪だと嗤って
乾いた瞳
ひとつだけヒント
ところであの子はどうなった?
今日もあの子は雨模様
青と蒼の交錯
カナリア色のクモ
本当は愛してる、なんて陳腐な本音
気づいていながら知らないフリをした狡い人
まるで曖昧な継ぎ接ぎだらけの関係
少しの揺らぎで簡単に崩れるつみきのお城
君が望むならなんだって出来る気がしていたのに
ああ 空が青い これまでも これからも ずっと変わらずに
いつだって前だけ見ていたのにね
声よ届けと泣きながらも振り絞って
かみさま、これが運命ならば。かみさま、貴方を恨みます
王子様に恋した人魚姫に恋した魚の涙
蒼の水底からいつも見上げる水面の揺れる月
触れた冷たさに震える白いおとがい
壊れてしまったグラスはそこに立っているだけ
溢れる色を覆い隠す黒いキャンバス
溢れ出す声
蛇口から滴る
空に弾け飛ぶ
賞味期限切れにつき、
大志を抱かなかった少年
僕らはいつかどこかで止まる
「終止符が欲しいんだ。」
そのいつかが来るまで
奪われた声
水面の月
泡沫の短剣
貴方の不幸せを願います
斜め45°の魚
ブリキの人魚
笑う猫
白紙の文書
日向に咲くアスファルト
白線の爪先
Hear Story(*歴史)
As soon as(*直ぐさま)
My Dear(*ねぇ、あなた)
If I were...(*もしも私が…)
Once Upon A Time(*昔々、)
どうぞワルツを
黒猫にキス
喉元に短剣
青春ジャージ
フィルター越しの愛情
黒板にペンキ
足音がきこえる程
鐘の鳴らない日
ぼくもきみも拙かった(つたない*至らない。巧みでない)
臆病だった僕を許して
どんなに願ってもふたつ
雨が滲んだ廃屋
最後まで優しい君の残酷さ
最果て行の急行列車
浸す黒い水
閑かな世界に響く声
その意味をごぞんじ?
刹那的な懐古主義
昔に生きる影を追う
隣り合わせの不幸せ
その手で助けて
瓦礫の街
なぁそうだろ
昨日が恋しく明日が憎い
ひとつふたつ矩形の後悔
玩びませう朽ちるまで
軋む鳥籠
鉄格子のない檻
塗れた指先
嘯く花(うそぶく*とぼける・豪語する)
熟した果実
くちづけをひとつ
溶ける朱 散る黒
さようなら純愛
すべてを忘れて
おやすみあそばせ
窒息した金魚
止まる振り子
終焉を迎えた世界の端で見たモノは唯一の
揃えた爪先に接吻
境界線をひとつ
でも何もかわりゃしないのさ
伸ばしたその手は空を切って
届かぬならばいっそ
死ぬほど愛しているからどうかお願い殺させて
存在に意味を下さい
オカシナ動機
ロクデナシノ思想
神様ヲ殺シテ
妄想セカイ
ノイローゼ挽歌